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クレジットカード現金化では多くの体験談や口コミが日夜インターネットに投稿されています。
その中でよく「現金化を使ったら利用停止になった」という話を聞きますが、実際に利用停止になってしまったらどうなるのでしょうか?
実は、比較サイトでよく騒がれている利用停止はそこまで深刻な問題では無いというのはご存知でしたか?
利用停止になったとしても適切な対処をその場で行えば、すぐにカードは元通り利用できるものになるのです。
この利用停止とはロボットの自動検知システムによって止められたものであって、一方的に提携解除されるようなものではありません。
この適切な対処を知っていれば、利用停止のリスクがあるクレジットカード現金化を安心して活用できるでしょう。
今回は、クレジットカード現金化の利用停止の仕組みとその後の対策についてお話します。
本記事のもくじ
クレジットカード現金化とは?
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用し、希望金額分の商品を購入することによってキャッシュバックとして現金が手に入る方法です。
貯金が無い方やキャッシング枠が無い方、または既に使い切ってしまった方でも急な出費に対応することができるとても便利なサービスです。
利用する現金化業者によってその還元率は異なり、できる限り還元率の高い業者や不正を行なっていない優良業者を利用すること、または利用時間が希望の時間帯に沿っているかなどを加味して、様々なメリットから判断して優良業者を利用すれば、困ったときに大きな助けとなってくれることでしょう。
もし、ネットバンクを持っているのであれば、土日祝日も夜間も現金化振込までタイムロス無しで現金を手に入れることができます。
クレジットカード現金化が利用停止になる仕組み
では、現金化を利用すると何故カードが利用停止になってしまうのでしょうか?
それはクレジットカードの自動検知システムにあります。
利用者の過去の買い物履歴やその種類からロボットが考えてハッキングや不正利用の疑いがあると思われた時に利用停止になります。
これは現金化目的での利用停止ではなく、第三者にカードが不正利用しててしまうとその補填はカード会社が背負わなくてはなりませんので、出来る限りカード会社の補填を減らそうという動きです。
このロボットの自動検知に引っかかる項目は
- 利用金額
- 場所
- 内容
の3つだと言われています。
ここでいう内容とは、いわゆる換金性が高く不正利用に良く利用される商品となります。
新幹線の回数券は利用停止になる可能性が高いというのはこういった理由からでしょう。
利用停止になったその後にカード会社から確認の電話が来ますがここが一番重要なポイントです。
カード会社が聞きたいことは現金化に利用したのかという話ではありません。
「本人の意思による購入か」
「見知らぬ人による不正利用か」
の両方を重点的に聞きたいと思っているのです。
ここで自分の意思で購入したのだと伝えれば利用停止になってしまったカードはすぐに復活し、通常通りに利用することができます。
利用停止になってしまったことからパニックになってうっかり口を滑らせるなんてことが無いように冷静に対処しましょう。
提携解除と利用停止は別物
「カードが利用停止になった!」と聞くと一生使えなくなったようなイメージを受けますが、実際には一生そのままというわけではありません。
不正利用で無いことが分かればすぐにクレジットカードを利用することができるようになりますので利用停止はそこまで重い処分ではないということがわかりましたね。
あくまでも一時的な凍結で提携解除とは別物だと考えておきましょう。
とはいえ、現金化目的であることがバレれば提携解除にも繋がることがありますので、利用停止については充分な注意が必要ということは変わりありません。
提携解除と利用停止が別物だからといって、喜んで利用停止になりたい人はいないでしょう。
別物ではありますが、現金化を利用する上でカードの利用停止について知っておかなくてはなりません。
そこで次は利用停止のリスクが高い現金化についてお話していきます。
クレジットカード現金化は自分で行なうと利用停止のリスク極大
ひとことで言うとクレジットカード現金化には
- 自分で行なう現金化
- 現金化業者を通した現金化
の2種類があります。
一般的には現金化業者を使った方法が主流であり、事実利用者の90%は現金化業者を使っています。
しかし、中には手数料がかかることが嫌で自分で現金化を活用しようと考える人もいます。
その場合、具体的には新幹線の回数券や商品券を購入しての現金化となりますが、この方法はクレジットカード会社に即日バレてしまい、利用規約違反として通告なく利用停止になる可能性があります。
現金化業者に払う手数料にはこのようなリスク回避の面も含まれていますので、現金化業者を使った方法を選んだほうが良いでしょう。
>>商品券をカードで購入!でも待って!その現金化方法は利用停止にならない?
クレジットカード現金化業者を利用すると安全な理由
現金化業者はいわば現金化のプロです。
多くの専門知識を有しており、長年の経験と勘から最新のクレジットカード現金化利用停止対策について熟知しています。
カードブランドによる危険性の差異から新たな商品のニュースまで膨大な情報量を随時仕入れています。
カード会社のロボットが自動検知システムによって利用停止にしてくる恐れがある要素は「カード決済金額の多寡」と「商品区分コード」があげられます。
いつも同じ商品を購入して現金化をしていたのではカード会社のロボットの自動検知システムに引っかかってしまうのは当然です。
しかし、現金化業者を利用することによって別の商品を常に購入できますので商品区分コードも別物となり、自動検知にもバレにくい現金化となります。
一応、商品を変えて現金化する方法は自分で行なうこともできますが、そのためには膨大な手間と情報が必要となりますので、安全な現金化をしたいのであれば現金化業者を利用するのが現実的な方法となるでしょう。
ただし例外もあり、新幹線の回数券などの危険度の高い商品を取り扱っている現金化業者は対象外となります。
後の項目で説明致しますが、商品区分コードにも引っかかりますので注意しましょう。
来店型業者の利用は危険な現金化
とはいえ、どの現金化業者を使ってもリスクが軽減するわけではありません。
来店型業者を利用した場合、新幹線の回数券を買わされることが多く、手数料を支払ったとしても利用停止のリスクはまったく変わりません。
先ほども申しました通り新幹線の回数券は非常にリスクの高い商品となっています。
購入金額も6枚綴りで10万円を超えることもある高額な商品となっていますので、カード会社に目を付けられやすい商品です。
インターネット取引を主に取り扱っている現金化業者が取り扱うことはありませんが、来店型業者の場合は危険な現金化となりますので注意しなくてはなりません。
>>新幹線回数券の現金化は超危険!
商品区分コードを意識して現金化しよう
この危険な自分で行なう現金化・来店型業者による現金化と安全な現金化業者を利用した現金化は何が違うのでしょうか?
皆さんもうお解りだと思いますが、商品が違うためにこのようにリスクの差が生まれています。
しかし、自動検知システムを動かしているのはロボットなため「新幹線の回数券」という商品を直接認識することはできません。
では、何で認識しているのかと言うと商品区分コードを利用して商品がどんなものかを判別しています。
商品区分コードというと解りにくいので、ロボットが確認するバーコードだと考えても問題ありません。
このバーコードにより商品の種類を確認しているわけですが、個別で認識しているわけではなく商品の種類しか判別しておりません。
つまり、新幹線の回数券が危険だからといってJRの切符を購入したとしても、ロボットから見たら同じ種類の購入ということになります。
同じ商品を連続で購入するのは危険な行為である上に、せっかく購入する商品を分けた意味も無くなりますので、現金化を利用するときには商品区分コードを意識した上で商品の選別をする必要があります。
一例として換金性の高い商品区分コードを掲載しておきますので、ブックマークするなどしてその都度確認するのがオススメです。
- 125:通販(金券類)
- 201:鉄道・バス(回数券)
- 500:宝石・貴金属
- 540:時計
- 830:洋服
- 840:カバン
- 981:金券類(通常購入)
利用停止になっても他のカードに影響はない
もし、運悪く利用停止になってしまった人が考えることは、
- 複数カードを持っていた場合、他社のカードにも影響が出るのか
- 次回カード作成の時に悪影響はないのか
というところでしょう。
利用停止になってしまった時の将来の不安はとてつもないものです。
では、実際に利用停止になってしまうと、どのような影響が出るのでしょうか?
まず1つめの他社のカードにも影響が出るのかということですが、安心してください。
例え別の会社のカードが利用停止になったとしても、他のカードに影響が出ることはありません。
その理由はクレジットカードが利用停止になった原因にあります。
もし、その利用停止が料金未納による利用停止であったのなら3ヶ月後に「異動」という項目でクレジットカード作成や利用が5年間禁止されてしまいます。
これは信用情報にも記録に残るものなので、料金未納の利用停止であれば他社のカードにも影響が出てしまいます。
しかし、今回のケースは料金未納ではなくロボットの自動検知システムにより一時的な利用停止です。
この場合なら信用情報に記録が残ることもありませんので、他社のカードに影響が出ることは絶対にありません。
ただし、そのカードが同じグループ内で発行されているクレジットカードだった場合は有効期限で更新を拒否されることがあります。
2つめの次回カード作成時の悪影響についてですが、これも問題はありません。
信用情報に記録が残っていないのであれば、利用停止になった事実もありませんので、悪影響が出ることはありません。
つまり、提携解除か料金未納による利用停止でなければ、利用停止によって利用者に降りかかるデメリットはカードが使えないことだけとなります。
どちらのデメリットも今のうちに他社のクレジットカードを作っておくことで無くすことのできるので、簡単に対策することができるでしょう。
まとめ
「クレジットカードが利用停止になるかも」と不安に思う気持ちは解りますが、実際にこうしてクレジットカードが利用停止になる理由とその対策について学ぶとそれほど不安に思う気持ちは無くなったのではないでしょうか。
利用停止は一時的なもので、即座に提携解除に繋がるようなことはありませんので、落ち着いてクレジットカード会社からの電話に備えましょう。
今の内に緊急避難用のカードを1枚作っておいたり、カード会社からの返答をカンペとして作っておくとパニックにならずに冷静な対処ができると思いますよ。
自分で行なう現金化や来店型業者に現金化は避け、現金化業者を利用するようにしながら対策を覚えておけば、もう利用停止に怖がることはありません。
クレジットカード現金化の大きなデメリットである利用停止のリスクを消せたのであれば、相対的にクレジットカード現金化がより便利なものとなったことになります。
皆さんもこの方法を実践して、現金化を安全に賢く活用していきましょう。
はじめてコメントさせてもらいます。
利用一時停止になった場合はこちらからクレジットカード会社に電話するより
電話がくるのを待ったほうがいいのですか?
あと未払いで停止の場合の「異動」になった場合信用情報も流れ5年間カードを作ることが出来なくなってしまうそうですがその前にどうにかなる対処法はありますか?
よろしくお願いいたします。