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お金を借りることは簡単にできますが、返済をしていかなくてはいけないのが債務者の義務です。
返済のことを何も考えずに借りる方が多いので、首が回らない状況になってしまい法律事務所に相談に行かれる方が増えています。
債務整理をし借金から開放されますが、社会的な信用は無くすことになるでしょう。
中には法律弁護士事務所に伺っても、債務整理をすることができない方もいらっしゃいます。
整理したくてもできなかった
消費者金融やカードローン等の融資を受ける前はしっかり返済をする気持ちを持って借りることだと思います。
思わぬ出費が重なってしまったとしても、新たに融資を受けるなど便利ですが借金が膨れ上がってしまうだけです。
返済額も上がりますので生活に支障が出ることは間違いありません。
借り入れ当時は期日通りに返済をしていくことができても徐々に返済が遅れてしまい、しまいには滞ってしまう方もいます。
そうなるのであれば、最初から借りなければ良いことなのですが、支払いを滞納してしまうことを考えて借りることはしないでしょうから、こういう状況に追い込まれてしまった方が考えるのが債務整理です。
債務整理は借金やクレジットカードの返済ができなくなった人の支払額を減らすことができる手続きですが、中には整理したくてもできなかった人もいます。
現金化は債務整理ができない
もちろん、法律事務所の弁護士は、別に人を選んで債務整理の手続をしないわけではありません。
対象となる債務者がショッピング枠現金化を利用し、カード会社への返済がお手上げ状態となってしまっても債務整理はできません。
債務整理の種類には、1)過払い金請求、2)任意整理、3)自己破産、4)個人再生がありますが、どの方法も行なうことができません。
現金化は、破産免責不許可事由に該当する為です。
よって、クレジットカード現金化後の債務整理は認められません。
まとめ
クレジットカードショッピング枠現金化は違法ではないと言っても、法律に携わる人達は違法行為と見ていますので、現金化後の返済ができなくなり整理して欲しいと願っても協力的ではない弁護士もいます。
とはいえ、相談をしたからといっても警察が来るわけでもなく、弁護士も商売で法律事務所を構えていますから相談を受けてくれる人もいるでしょう。
結局のところは相談料はかかりますが、中々終わりそうも無い借金の返済を続けるよりも、借金の整理をする方が楽です。
債務整理ができたとしても、社会的信用は失ってしまうことになりますが、苦しい借金生活から抜け出したいと考えている人が多いでしょうから、首が回らない状況になれば債務整理をするしかないですね。
三上さんはじめまして
気になったのですがたとえばクレジットカードで通販ショッピングした場合
7日以内だったらクーリングオフできるじゃないですか?
それと同じように現金も7日以内ならクーリングオフできますか?