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グレーゾーンとも呼び名が高いクレジットカードのショッピング枠現金化ですが手頃な資金策ということもあり、昔に比べ一気に利用者が増えてきました。
また、現金化サービスを提供する企業が年々と増加しつつも、違法性のある資金調達法だと取沙汰されており、世間では問題視されています。
実際にクレジットカード現金化業者の中から警察に摘発された店舗もございますし、あちらこちらで騙されてしまった等と詐欺被害も相次いでいるのです。
私、業界人が知るショッピング枠現金化の裏の顔を暴露していきたいと思います。
会社概要は全て嘘
クレジットカード現金化を利用する際は、ネットを利用してお店を検索し公式ホームページを訪問して店舗情報をご確認の上申込みをされるでしょう。
皆様が注目するのは現金化業者のサービス内容や会社情報であり、店舗の特徴やどんな企業なのかということを知りたいということが先決です。
それぞれ記載されています会社の住所や代表者氏名は虚言とも言え実在はしていない物ばかり見る意味がありません。
ショッピング枠現金化業者が公開している会社概要は全て嘘の情報であり、記載することで信頼性のあるお店だと見せかけているだけで実態は違います。
所在地は私書箱が多い
現金化業者は宣伝する手段として自社のホームページをネットで公開し、利用検討者に見てもらうことで申込みを誘引しています。
利用者の大半は現金化サイトのホームページを訪れ、会社概要からチェックしどこで運営している店舗なのかということを知りたがりますが、記載されています所在地は私書箱であることが多いです。
また、ショッピング枠現金化を偽った悪徳業者は架空の住所を掲載しており、番地やビル名まで載せていないことも多々ありますので隈なく見て下さい。
代表者氏名は適当
現金化業者の会社概要をご覧いただきますと、お店の責任者の名前も記載されていますがフルネームで書かれているのもあれば、苗字だけしか載せられていない場合もあります。
この代表者氏名は適当に掲載されている名前で実在しているのかも不明で、取引の時に相手側が名乗ります名前は本名ではなく偽りの名前です。
担当者の名前が偽名であることはそれほど気にする必要はありませんが、会社の責任者の名前が不明という点いついては伏せなくてはいけない事情がある怪しい企業だと判断すべきでしょう。
闇金業者が運営している
クレジットカードを使ったショッピング枠現金化は2011年の総量規制が施行されてから流行し始めましたが、随分と昔からある資金策なのです。
カード現金化はお金に関わることもあり、未だに無くならない闇金業者が運営していることも多く、出資法違反で逮捕を免れようとしている高利貸し業者が経営の仕方を変えていることもあります。
ヤミ金でお金を借りる人とショッピング枠現金化を利用される方の事情は、消費者金融での借入ができないという似た点がありますので、そういった弱みに付け込んだ悪徳業者が存在しているのです。
クレジットカード現金化と闇金業を同時経営している得体の知れない企業に多いのがシステム金融と言われた中小企業を相手にやり取りをしているということを聞きます。
事業主や法人経営者は急な運転資金を用立てなければならない時が多く、銀行での融資も簡単にできるわけでもなく借りられたとしても時間がかかってしまうということもあってか闇金融に頼りがちです。
中小企業は経営難ということから倒産する会社が相次いでおり、融資をするとなればリスクが伴うということからショッピング枠現金化を用いて契約を結びます。
ショッピング枠現金化はクレジット決済が完了している状態であれば、決済代行会社から入金されますので取引した会社が不渡りを出そうとも関係がないのです。
また、高い金利を払うことができなくなった場合には、クレジットカード現金化を促し無理やりとも言える契約をさせ、そのお金で返済をさせる等悪行三昧だということも聞いたことがあります。
休日夜間は携帯電話に転送される
ショッピング枠現金化業者の大半は年中無休24時間営業!というように謳っているのをよく見ますが、果たして本当なのでしょうか。
先程から繰り返し申し上げてしまいますが、クレジットカード現金化を運営しているお店は闇金に関わりがある業者ばかりですから、銀行が営業していない土日祝日は定休日であることが多いのです。
週末ですと連絡が取れないという訳ではなく、休日夜間は携帯電話に転送されるようになっており利用者からの受付だけをしており、夜遅い時間や土日は会社には誰もいない状況でも対応できるように対策をしています。
平日と違って週末や休日、深夜の時間帯は利用者からの依頼が少ないので非常時に備えて携帯電話に転送されるようにしているのでしょう。
それであるならば定休日なしの24時間対応可という広告はしなければ良いのではと思われますが、現金化業者は少しでも多くの集客を求めていますので、いつでも対応できると宣伝しているのだと思います。
土日祝日や夜間に対応してくれる現金化業者は携帯電話に転送されていると解釈できますが、相手側に履歴が残ってしまうのが気がかりな点です。
換金率は高くしない
ショッピング枠の現金化では換金率を基準にして利用する店舗を決められる方が多いと思いますが、ご納得されている人は少ないのではないでしょうか。
どの現金化サイトもホームページに表示している換金率通りに契約を結ぶことはせず、明白ではない手数料を差し引いたりすることがありますので、実質で言えば随分と低く見積もられてしまいます。
現金化業者は換金率によって収益が変わりますのでできるだけ低く査定いたしますが、そうしますと利用者が多くショッピング枠を使用しなければいけませんので、負担がかかると感じられてしまえば契約は成立致しません。
自分達が求める損益の水準値がありますので、その数値に達している状態であれば利用者の希望の換金率で契約が決まります。
但し、一度納得した数値を覚えられてしまいますと2回目以降の取引であっても、初回よりも換金率は高くしない傾向がありむしろ利用するショッピング枠によっては低くされてしまうこともあるのです。
クレジットカード現金化では90%以上の換金率を設定しますと、業者側の取分が少なくなってしまいできるだけ少しでも多く利益を得たいと考えることから利用者に妥協させる数値で契約交渉します。
以上が私が存じているショッピング枠現金化業者の裏の顔ですが、今までの取引を振返ると思い当たる節があるのではないでしょうか。
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