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急な出費で困っていたところ、今日中に現金化可能の広告につられ、軽い気持ちで手を出してしまって大変な目にあったなどと体験された方もいるかと思います。
確かに審査もなく、消費者金融などやカードローンなど比べれば、手軽に現金を捻出できる画期的なサービスですが、このサービスはメリットだけではありません。
重要なのは安全に高還元で換金できなくては意味がないので、もう一度下記の内容確認の上、よく検討し直してみてください。
本記事のもくじ
現金化サービスは損か得かは還元率で決まる
クレジットカード現金化の利用は言うまでもありませんが、還元率の良いところで利用しなければ意味がありません。
私の経験ですが、利用する前に何十件も問合せをして多くの業者と交渉を重ねてきましたが、対応も還元率もお店によって千差万別です。
業者が提示するパーセンテージは低いところで60%~75%で、本当に良いところで平均80%、最高でも89%が天井でした。
ちなみに私の場合は、交渉を重ねた上で、何とか85%まで換金率を引き上げる事ができましたが、それでも業者に15%~20%近く手数料として持っていかれると正直損した気持で利用しなきゃ良かったと今でも思います。
高還元すぎる換金率は要注意!
現金化業者の公式ホームページを見ると、どの会社も最大98%や一律95%などのキャッチフレーズを目にすることがあります。
でも騙されないくださいね。これらはすべて現金化業者の誇大広告に過ぎません。
特に表記に「最大」「最高」がついてる還元率は、絶対に実現できない率なのです。
理由は業者にもカード決済代行に3%~10%程度のトランザクション手数料を収めなきゃいけないからです。
もし換金率95%~98%などで謳っているキャッチフレーズや広告を見かけたら、その業者は後から難癖をつけ還元率を下げてくる業者の可能性が高いので無視してください。
入金時間もあてにならない
入金に関しても、「最短」「最速」などもすべて嘘です。
カード現金化サービス自体に審査が無いといえど、初回に限り申込受付をとったり、身分証明などを携帯の写メールで送らなければいけないので、この時点でも普通に5分以上はかかります。
このようにクレジット現金化業者の広告や自社のサイトには、客引きの為のキャッチフレーズやコンテンツしか書かれていないので、見た目で騙されないよう気をつけてください。
このような現金化業者はNG
このサービスでもっとも重要なことは安全に手続きができて最低限の手数料で利用ができることが一番かと思います。
また、思わぬ落とし穴もあり、適当な業者や違法性の高いお店で利用をしてしまうと、あなたの大事なカードが利用停止になってしまうこともあります。
最悪、利用停止の上、今までの取引利用の残債をすべて一括返済しなければならないという最大のペネルティを科せられてしまった方がいたのも事実です。
そのようにならない為にも、危険な業者や違法行為を行なっている業者の見極めをしなくてはならないので、誰でも分かる簡単な見極め方をお教えいたします。
キャッシュバック方式は危険
2016年現在、主に
- キャッシュバック方式
- 買い取り方式
- アマゾンギフト券現金化
の3つのサービスがあります。
この中で一番危険な取引方法は過去にも数件の逮捕者を出している「キャッシュバック方式」です。
摘発の理由は、上記の3つの中でも「貸金業」に一番近いといわれているからです。
キャッシュバック方式の取引内容は、価値の無いものをキャッシュバック商品として売りつけ、後日決済代行会社からその商品の売り上げ代金が入金されるワケですから警察から「出資法違反」と疑われても仕方ありません。
もし検討されているお店が、キャッシュバック方式の現金化業者であれば、すぐに申込を中止し考え直したほうが良いでしょう。
買い取り方式でも自社端末を抱えているお店も危険
上記でキャッシュバック方式の現金化サービスは危険と申しましたが、買い取り方式でも一部危険なお店もございます。
2016年2月にも自社にて端末を抱えた買い取り方式の現金化業者が摘発されました。
この場合の買い取り方式とはクレジット決済代行会社と結託し、自社で販売する商品を購入させ、その商品の買い取りを装うことで利益を出している取引方法になります。
なぜ摘発まで至ったのかと申しますと、上記の取引では、商品売買偽装により、これもキャッシュバック同様「出資法」にあたると被害者が訴え、警察から判断されたからです。
現在ある現金化業者のほとんどが、上記のような商品売買偽装にあたる買い取り方式の業者が大半になりますので、利用前に事前に業者に問合せをし、取引内容を必ずご確認ください。
2016年現在、安全にできる現金化サービスとは
2016年現在、安全にできる現金化サービスは、利用者自信がクレジット決済を行い、その商品を買い取ってもらう方法になります。
従来あるカードでお金のお店も、自社ではカード決済を行なっていないので、未だ逮捕者も摘発もされておりません。
また最近注目されているアマゾンギフト券現金化サービスも上記同様、利用者自信がカード決済を行い業者に転売するだなので違法性もなく大変人気の高いサービスとなっております。
一つデメリットを言うであれば、このアマゾンギフト券も高価商品のクレジット決済になりますので、カード会社に現金化行為と疑われる可能性も少なからずあるかと思います。
しかし、Amazonやカード会社においても、ドコが一番儲かっいているのを考えれば、極度な利用や大きな社会問題にならない限り、従来のカード会社同様、多少のことは黙認していく事だと思います。
まとめ
クレジットの現金化を利用すということは、大変勇気がいることだと思いますし、初めて現金化を行う方には中々手が出しづらいサービスだと思います。
しかし、総量規制で融資を受けれない専業主婦やカードブラックでお金を借りることすらできない方には、このクレカ現金化で助けられた方も多くいるのではないでしょうか。
つまりこのサービスでもっとも重要なのは安全の業者選びと計画性を持った利用になりますので、カードの現金化を行う際は正しい知識を持ってご利用にあたってください。