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みなさんの中には学歴が中卒までだという人もいると思いますが、学校に通っていた頃は当たり前ですが勉強をしたことでしょう。
学生だったわけですから当然のことなのですが、数学の難題を解くには基礎知識を身につけていなければ答えを出すことはできません。
数学に限らず、どんなことも基本的なことができないようであれば前に進むことができないでしょうから、すべては基礎を学ぶことです。
話を置き換えて、クレジットカードのショッピング枠現金化も同様にどのようにしてお金を手に入れるのかが分かりませんといけません。
クレジット現金化は大まかに言いますと、ショッピング枠をお金に替える方法で利用後は使ったショッピング枠の額面分をカード会社へ支払いしなければいけません。
ショッピング枠現金化は通常のクレジットカードの買い物と何ら変わりはありませんが、お金を入手し信販会社へ返済をするということから借入だと認識してしまう人が大勢います。
確かにクレカでショッピングをしただけで金銭の工面ができ、カード会社への支払いが待っているので現金化はお金を借りたと錯覚してしまうかもしれません。
ショッピング枠現金化は貸金業ではありません!サービスについての仕組みをおさらいしましょう。
本記事のもくじ
ショッピング枠現金化は貸金業ではない
現在、貸金業法は2011年に総量規制が完全施行されたため消費者金融での借入が非常に難しくなりました。
仮に、査定が通ったとしても年収の3分の1までしかお金を借りることができません。
資金繰りする方法といえば、消費者金融での借入が頼みの綱となっていましたが、昔と今ではお金用立てるには簡単ではなくなったことが分かります。
その頃からかクレジットカードのショッピング枠を使って資金調達する人が増え始め、現在に至るのです。
クレジットカード現金化は、今ではネームバリューがありますが昔からあるサービスだということを存じている人は少ないでしょう。
現在のクレジットカード現金化は、さまざまな取引方法が用いられるようになりまりましたが、昔は今でも健在の買取方式しかありませんでした。
買取方式の現金化業者は店頭でサービスを行っていますので、カードのショッピング枠でお金を用立てたい人は店舗まで足を運ばなければならなかったのです。
今とは違って買取方式の現金化業者はオフィス街に拠点を構えている店舗が多く、地方にお住まいの方ですと来店することができませんでした。
しかし、徐々にではありますが首都圏内以外にも現金化業者が出店し始めたので、ショッピング枠を使って資金調達する人が増えてきたのです。
それでも、都道府県庁所在地にしか現金化業者は存在しませんでしたので、住んでいる場所によってショッピング枠をお金に替えられる人は限られていました。
そういった事情からクレジットカード現金化を知っている人は少なかったのでしょう。
ネットが普及された頃から、今ほどではありませんが消費者金融やクレカのキャッシングの借入が少しづつ難しくなり始めてから、ショッピング枠現金化がに認知され始めたのです。
ネット社会になってからは、クレジットカード現金化の取引はパソコンを使ってやり取りができるようになり、今ではスマホを使ってでも契約がでできます。
これは、キャッシュバック方式の現金化に登場するようになり、ネット環境さえあればどこにいても手続きができるようになったからです。
更にいえば、amazonギフト券現金化も誕生したので買取方式を利用する人が少なくなってきました。
とはいえ、クレジットカードのショッピング枠現金化は貸金業法の改正されたこともあって利用者が大変多くなったのは事実です。
職業や年齢に関係なくクレジット枠現金化で資金調達する人は以前に比べ大勢になりましたが、仕組みについて理解されていない方がいます。
クレジットカードのショッピング枠でお金を借りると認識している人が未だにいますが、大きな間違いです。
ショッピング枠現金化は貸金業ではありません。
通常のクレジットカードの買い物
クレジット現金化はカードのショッピング枠をお金に替えるサービスです。
なぜ、カード現金化が貸金業と間違えられることが多いのかというと、お金を業者から手渡しもしくは振込された後に使用したショッピング枠の額面をクレジット信販会社へ返済するからだと思われます。
クレジット現金化はどの業者と契約を交わしても使用したカード信販会社へ立て替えてもらったショッピング枠を支払いしなくてはいけない事実は確かなことです。
しかし、現金化はクレジットカードの買物をしているので決してお金を借りているわけではありません。
取引方法によりますが支払い方法も自由に選ぶことができます。
一括と2回払いでしたらカード会社が規定している金利がかかることがありませんし、3回払い以上になりましても金融会社のように利息は高くありません。
このように利子のこともあることから、カードのショッピング枠現金化サービスが借入だと間違った見られ方をされてしまうのでしょう。
ショッピング枠現金化は通常のクレジットカードの買い物です。
現金化の取引方法別に仕組みをおさらい
クレジット枠現金化が貸金業だと間違われている理由は、先ほどのお話でお分かりいただけたかと思います。
どんな取引方法であっても、クレジットカードのショッピング枠を使って資金調達することに変わりはありません。
しかし、各現金化法の内容を把握されている人はどれだけいるでしょうか?
クレジットカード現金化の利用手順と現金になるまでの時間についても確認しておく必要があります。
では、改めてカードのショッピング枠現金化の取引方法別に仕組みをおさらいしましょう。
買取方式の仕組み
クレジットカード現金化の元祖といえば、買取方式です。
買取方式は直接店舗で現金化業者と契約を交わしお金を用立てる方法になりますが、今ではお店まで行かなくても取引ができるようになりました。
買取方式の現金化は呼んで字のごとく物を換金をすることによりお金を受取ります。
買取方式は物を現金化すると言いましても業者に何を換金してもらえば良いのでしょうか?
主に業者は換金性の高い商品を契約者にクレジットカードで買わせて、購入後に買ってきた物を現金化します。
換金性の高い品といえば、さまざまですが来店型の現金化業者ですと新幹線の回数券を買い取ることで代金を手渡しで受取ることになるでしょう。
その他にもブランド品や電化製品をカードでお買い求めていただき、取引する現金化業者の指定場所へ郵送し到着後に査定を行ってもらい換金された後に銀行口座へ送金するやり方もあります。
キャッシュバック方式の仕組み
キャッシュバック方式は現金化の取引で最も早くお金が手配できるサービスです。
クレジット決済後、カード会社から認証されましたら現金化業者から指定の銀行口座へお金が送金されます。
現金化業者が指定するネットショップでキャッシュバック付きの商品をオンライン決済でお買い求めていただき、特典としてお金が振込まれるのです。
各現金化業者の端末は違いますが、決済代行業と提携している店舗が多いです。
決済代行会社から導入される端末でクレジットカードを切りますと海外のショッピング履歴になります。
クレジット信販会社から届きます利用明細書もしくはWEBで確認していただきますと、明らかに国内での買物をしていないことが分かるのです。
また、海外決済は支払い方法を選択することができず利用するカードとショッピング枠に関係なく一括払いとなりますが、後日リボ払いへの変更はできます。
後日、配送される購入品をお受け取りいただいて取引は完了ですから、必ず納品は行ってください。
キャッシュバック方式の現金化でよくある「今なら最大5万円のキャッシュバック!」となる新規キャンペーンは実行されません。
amazonギフト券現金化の仕組み
買取方式とほぼ変わらないのがamazonギフト券現金化サービスです。
amazonギフト券を専門の買取業者に換金してもらうことで代金を手配できます。
amazonギフト券現金化は、人からの貰い物であってもご自身でご購入された電子マネーであろうとも有効期限さえ過ぎていなければ換金が可能です。
また、買取業者の大半がEメールタイプのギフト券を高値で換金を行ってくれるでしょう。
amazonギフト券はクレジットカードでしか購入できない電子マネーであることから信販会社から不審に思われないため、買取方式とキャッシュバック方式に比べ安全に資金調達ができます。
amazonギフト券はカードのショッピング枠だけでなく、携帯電話のキャリア決済でお買い求めていただくことも可能なので、クレカをお持ちでない人も現金化することができるかもしれないのです。
どんな取引事も仕組みを理解しなければいけない
以上が、ショッピング枠現金化の各取引方法の仕組みとなりますが違いがお分かりいただけましたでしょうか?
現在、クレジットカードのショッピング枠を使った現金化は、お話した3通りとなります。
共通しているのは当然クレジットカードを使うということで支払いはすべて信販会社です。
どの取引法でショッピング枠を現金化するかはその人次第となりますが、仕組みについて理解していなくてはいけません。
買取方式とamazonギフト券の現金化は呼び名の通りの資金調達法ですから、誰にでもサービス内容は分かると思います。
しかし、買取方式は何を売るかによって換金率も違いますので、利用者には考えさせられるところです。
また、キャッシュバック方式は商品の受取を拒む方がいますが、これはやってはいけないことですからお納めいただくようにしてください。
どんな取引事も仕組みを理解しなければいけません。
クレジットカード現金化はお金を受け取り、信販会社への返済が待っていることから支払いをしていくうちに借りていると間違った知識が植え込まれてしまうのでしょう。
カードのショッピング枠現金化は貸金業ではないということは確かなことです。